フリーランス

サラリーマンからデザイナーに転職してよかった3つのこと

僕は大学で経済学を学び、日立製作所で営業・マーケティング・生産管理の業務に8年間従事したのちに方向転換してデザイナーの道に進みました。

前職時代は毎日のように売上、利益、市場シェア、生産量、出荷量などの数字を追っかける生活をしていたのですが、今ではグラフィックデザイナーとして対象の形や色、レイアウトなどの選定のため右脳をフルに使って仕事をしています。

今回は左脳をバリバリ使う仕事と右脳をバリバリ使う仕事を両方経験しているこの私が感じるデザイナー職についてよかった3つの点をシェアしたいと思います。

モノを作っているだけで幸せを感じられる

仕事として何かをデザインしている。

デザインをしているといつの間にか没頭して時間の経つのも忘れている・・そんな瞬間が頻繁に訪れます。

デザインを行うことによりアウトプットとして、企業のロゴ、広告、ウェブサイトなどのモノを作っているわけですが、このモノを作るという行為により、てっとり早く人間の本質的な欲求である創造性を発揮し幸せを感じることができます。

2ちゃんの創設者として有名なヒロユキさんがご著書の中でうまい表現をしていました。

“消費者のままの人生から抜け出すためには、クリエイターになるという方法しかありません。モノづくりをする人は幸せを感じることができますからね。(中略)これらは、「お金をかけなくても幸せになれる手段」なので、それを持っていると、自分の時間さえあれば、その分だけ幸せになれます。”

デザイナーという仕事は、デザインをすることにより幸せを感じることができ、その上お金ももらえるから最高です!!

仕事と遊びの境界がなくなってくる

上記と関連するのですが、デザイナーの仕事をしているといつの間にか仕事をしているのか遊んでいるのかわからなくなるというようなことがよくあります。

さらにデザイナーをしていると友人から、個人のロゴのデザインをお願いされたり、ライブのバナーの制作をお願いされたり、インスタのアートディレクションをお願いされたりすることがあります。

当人たちはもちろん仕事として僕に依頼をしているのですが、僕からするとお金をもらって遊ばせてもらっているという感覚です(もちろん頂いたお仕事は全力で行いますよ笑)。

日常生活がインスピレーション源。アンテナ立ちまくり

デザイナーという職業をはじめてから、デザインのインスピレーションを求めて日常生活における情報収集の感度が抜群に上がりました。

ベストセラーになった小宮一慶さんの「ビジネスマンのための「発見力」養成講座」なんて本がありましたが、

“発見力も発想力も、基本は同じ。他の人には見えていないものを見る力です。(中略)素人がどれだけ見ても分からないものを目利きの鑑定者は一瞬にして鑑定してしまいます。「見える力」があるからです。というか、「何を見るべきか」を知っているからです。(中略)気にしていれば、ものは見える。「思い込み」があると、ものが見えなくなる。”

まさにおっしゃる通りで、お店の看板、ビルボードの広告、昼食のサンドイッチの包装紙などなんでも自分のデザインのネタになるものを貪欲に求めるようになった結果、日常生活で常にアンテナが立っているようになりました。

見方によっては、落ち着く暇がないじゃん!と思われるかもしれませんが、何気ない日常でもたくさんの小さな発見ができるので生活が楽しくなりますよ!!

まとめ

今回、デザイナーに転職した私が感じるデザイナーになってよかった3つの点をご紹介しました。

もちろんデザイナー以外の職業にもそれぞれ良い点が沢山あるかと思います。

ただ僕の場合は、前職であまり感じることのできなかった創造力の発揮を今は日常的にできるので、より多くの充実感と幸せを感じることができます。

この記事が、会社員時代の僕と同じようなモヤモヤ感を感じている人の助けに少しでもなれば幸いです。

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